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運総研提言 GX でピーク時運賃10%上昇
運総研提言 GX でピーク時運賃10%上昇
転嫁しやすい環境づくりを

はじめに、交通産業の脱炭素化の一例として
カーボンニュートラル(CN)シナリオにおける燃料転換の道筋を示した(表参照)。
これによると、各モード単体での対策のみでは、2030年、40年目標に届かない可能性があると指摘。
その上で、CO2削減量当たりの追加脱炭素コストは、燃料コストの単価が低い想定にもかかわらず5~7万円に達すると試算。うち商用車が40年にCO21t当たり12万円と最も高くなるが、その後は輸送機器・燃料価格低下により減少し、50年には8万円になる。それでも全モード中最も高い。
脱炭素コストを交通事業者が全額負担した場合、営業利益が悪化し、多くの事業者が赤字になる。特にトラック・バス・内航海運は供給設備による影響が大きい。
2025.4.22