運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　大日本印刷（ＤＮＰ）とＤＮＰロジスティクスは４月１日、メディカルヘルスケア業界向けの物流拠点として「小豆沢（あずさわ）センター」を東京都板橋区に開設した。同センターは強固なセキュリティ管理体制を備え、「医薬品卸売販売業」、医薬品の包装・法定表示を製品に貼付するなどの「医薬品製造業（包装・表示・保管）」の許可を取得している。
　ＤＮＰロジは、製薬会社や検査薬・医療機器のメーカーなどに向けて、医薬品・医療機器の保管からセット作業、配送まで対応する「メディカル物流アウトソーシングサービス」を提供し、各企業の間接業務の削減や物流の効率化・コスト低減に貢献していく。小豆沢センターを活用した同サービスの提供により、２０３０年度に年間30億円の売上を目指すとともに、同センターでの「医療機器製造業」と「医薬品店舗販売業」の許可取得を目指す。
　２０２５．４．２２