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トラック 昨年の死亡事故 3年ぶり200件

トラック 昨年の死亡事故 3年ぶり200件

大型車が下げ止まり

 警察庁の交通事故統計を基に全日本トラック協会がまとめた2024年(通年)の事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(軽トラックは除く)は200件(前年比1件増)となった。
 12月の大型トラックによる死亡事故は9件(前年比9件減)にとどまるなど全体で同8件減の21件だったが、通年では3年ぶりに200件台に達した。
 種別は、大型が122件(同3件増)、中型47件(同4件減)、準中型24件(同1件増)、普通貨物7件(同1件増)となった。
 内数となるが、トレーラは22件(同4件増)。また事業用軽貨物車は19件(同3件減)だった。
 2014年を100とした場合の指数は、大型63、中型42、普通30、トレーラ63、軽貨物100。中型および普通貨物は半減以下だが、大型は20年以降下げ止まりが続いている。
 なお、自家用貨物車の死亡事故件数は、大型26件(同1件減)、中型17件(同18件減)、準中型39件(同21件減)、普通貨物81件(同6件減)、軽貨物241件(前年と同数)。軽貨物は、10年前の半数だが、未だ突出している。
                          2025.3.4

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