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NX総研見通し  国内貨物輸送は4年連続減

NX総研見通し  国内貨物輸送は4年連続減

個人消費が盛り上がらず

 NX総合研究所は、2024・25年度(暦年)経済・貨物輸送の見通しを公表。国内貨物総輸送量は、24年度下期に減少に転じ、25年度は上期1・7%減の後、鉱工業生産の持ち直しなどを背景に下期は0・5%増とプラスに転じるものの、建設関連貨物が引き続き下押しし、通年では0・6%減と4年連続のマイナスとなる。
 2025年の世界経済成長率は3・2%増(IMF)、国内実質経済成長率は24年度は個人消費および住宅投資が減少するなど0・1%減と4年ぶりにマイナス成長となり、25年度は前年度の低調の反動もあり1・1%増とプラス転換も力強い回復は見込めないとしている。
 そうした中、国内貨物輸送は24年度下期に全品類がマイナスに反転、特に建設関連貨物は5%近い減少となる見通し。
 25年度は、生産関連貨物が上期0・6%減、下期0・7%増、通年では0・1%増と微増。鉱工業生産がプラスへ反転するものの、主力である機械・機械部品や鉄鋼に大きな盛り上がりは期待できず、化学工業品も前年割れとなる。
 消費関連貨物は、24年度は0・9%増と堅調に推移したが下期に失速。25年度も上期2・2%減、下期1・2%増、通年で0・5%減。可処分所得の伸び悩みなどを受け個人消費が盛り上がらないことに加え、前年度堅調だった日用品や食料工業品はやや低調な荷動きになると予測。
 建設関連貨物は、公共投資がプラス反転も大規模土木工事の執行は期待できず、新設住宅着工戸数も小幅ながらマイナスが避けられず、通年で2・2%減となる。
 雑貨輸送量は、上期は消費関連の不振などから2%弱のマイナス、下期は消費関連や機械機器・部品などを中心持ち直すものの、通年では0・3%の小幅減となる。
  ■国際航空貨物は2年連続の増勢に
 国際貨物輸送の2025年度は、外貿コンテナは世界経済の足踏みが続き、輸出は0・9%増と前年度の伸び(1・1%増)に届かず。輸入は消費財の回復が継続、生産財も堅調に推移し2・6%増と増勢が拡大。
 国際航空は、輸出が半導体関連が引き続き好調に推移し、5・5%増と前年度に近い水準の伸びに。輸入は生産財の活発な荷動きが継続し、前年度水準(4・8%増)を上回る6・3%増と予測した。
                         2025.1.17

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