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ヤマタネ  カンパニー制へ移行

ヤマタネ  カンパニー制へ移行

2028プラン  コールドチェーン参入

 ヤマタネは、2026年3月期から3カ年の次期中期経営計画「ヤマタネ2028プラン」を策定。現計画が種まきだったのに対し、「投資効果最大化に向けた成長期」とし、河原田岩夫社長は「7月3日に100周年を迎え、次の100年のスタートが2028プラン」と位置づけた。
 これまでの事業部制を、25年4月からカンパニー制へ移行。4カンパニー(物流、食品、情報、不動産)を設置し、決裁権限を委譲し意思決定スピードを向上させる。コーポレート本部(仮称)を新設し、各カンパニー間のシナジーを創出する。
 物流事業戦略は、食品・介護用品に特化した物流プラットフォームを構築しサプライチェーン推進部を中心に深耕を図り、ワンストップサービスを提供する。
 新たにコールドチェーンに参入し、ショクカイ(食品セグメント)とのシナジー創出に取り組む。
 不動産セグメントは、越中島および新宿の大規模開発プロジェクトをはじめとするCRE(投資効率性向上)戦略を推進。その一環として、来年2月1日予定で山種不動産を吸収合併する。
 最終年度の目標は、売上高880億円(25年3月期813億円)、営業利益47億円(同32・3億円)、ROE(自己資本利益率)6・5%以上(同5・0%)。
                         2024.12.3

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