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運輸部門の23年度CO2排出量は13年度比15.2%減にとどまる

 資源エネルギー庁は、2023年度のエネルギー需給実績をまとめた。同年度のエネルギー起源CO2排出量は9億1600万㌧(前年度比4・8%減)となり、これは地球温暖化対策計画(21年10月策定)の基準年である13年度比25・9%にあたる。目標の46%減に向け順調な減少を示しているが、運輸部門は15・2%減にとどまっている。
 運輸部門の対策は、とりわけ次世代自動車の普及・燃費改善およびトラック輸送の効率化・共同輸配送で削減目標の約半分を担うことが期待されており、その際排出削減と経済成長の同時実現が重要となる。

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