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ロジスティード 再上場へ強い組織を

ロジスティード 再上場へ強い組織を

3PLとM&A軸に世界で戦う

 ロジスティードは9月26日、東京・中央区のロイヤルパークホテルで「メディア懇談会」を開催した。

 ロジスティードは4月1日から、「グローバル物流企業としての再上場」を達成すべく新経営体制をスタートした。中谷康夫会長兼社長執行役員(CEO)は、「国内と海外を明確にトップをきめて事業を展開していく。重要なDXについてもしっかり取り組んでいく」とした。

 これまでの事業展開を「日本の3PLのトップを維持して、グローバルで戦うことをずっと目指してきた。M&Aで規模も追及してきた。さらに誰とどう組むかが大きな課題だった。グローバル企業であるKKRとのパートナーシップは大きな決断だった」と話した。

 今後の目指す姿について「再上場を目指す中で、投資家が我われをきちんと評価するようにグローバルで戦う体制を短期間で整備してきた。M&Aでは、なかなか入り込めなった電子部品にも取り組んでいく。3PLをもっと拡大できるチャンスがある。フォワーダーのネットワークを強化する企業とのパートナーシップも組んでいく」と話した。

 副社長執行役員でロジステードジャパンカンパニー社長の西川和弘氏は「『日本で勝ち世界で伸ばす』という成長戦略のもとビジネス拡大を図る。新組織のコンセプトは、主要顧客への注力、セグメント別の専門組織化、グローバル営業開発本部の設立。要となるのは人財の強化」と話した。

 副社長執行役員でロジステードインターナショナルカンパニー社長のクリストファー・ローガン氏は「ワンロジスティードの実現に向けて、世界各地の強いチームをまとめ、顧客が何を必要としているかを考え、事業開発を加速していく」と話した。

 DX戦略については、特に物流センター全体を最適にコントロールする同社の自動化、省力化などの取り組みを紹介した。

2024.10.4
 

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