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全ト協女性部会 全国32協会から参加

全ト協女性部会 全国32協会から参加

トラックGメンの活動から学ぶ

ブロックの枠を超え仲間を」
と話す原部会長
 全日本トラック協会女性部会全国研修会が13日、東京・新宿区の京王プラザホテルで開催された。全国から女性経営者124人が参加、スローガンは「輝け!女性のパワー 物流の未来へ」で、交流会も行われた。

 原玲子女性部会長は「平成29年に20の都道府県の女性組織でスタートして、今年8月に岐阜県トラック協会が加わり全国で32協会となった。今日は多くの方からの要望でトラックGメンの活動を話していただく。今後の取り組みの参考になると思う。また、これだけ集まる機会はめったにないので、ブロックの枠を超え大いに仲間を増やして欲しい」あいさつした。

 全ト協の楠木寿嗣副会長は「取り巻く環境はあまり良くなっていない。ただ、世界を含め女性の活躍は間違いない。力を合わせ女性部会の発展を」、出島康佑青年部会長は「今は時代の転換点。24年問題を機に、労務管理をしっかりすることでドライバーの働き方改革を進め、業界の発展につなげていく。ともに力を合わせていきたい」と話した。

 研修では、中国運輸局自動車交通部の田中幸久貨物課長が「2024年問題解決に向けたトラックGメンの活動状況」をテーマに講演。トラックGメンとしての体験からドライバーの声を幅広く収集、荷主への説明の経験を踏まえ、より効果的な物流コストや標準的運賃算出の考え方などをアドバイス。「分かりやすい指標をもとに粘り強く交渉を」と話した。
研修会の様子

2024.9.20

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