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物流会社
JR貨物、輪軸組立時に不正
犬飼社長 「痛恨の極み」
7月24日に発生した山陽線新山口駅構内の貨物列車脱線事故で、JR貨物は車両の輪軸組立時に不正があったことを11日、国土交通省に報告した。
これを受け、同省はJR貨物に対して全車両の輪軸を対象に緊急点検を指示するとともに、11日から特別保安監査を実施し、安全管理体制の確認に入った。
車両の輪軸組立時には、車輪や歯車を車軸にはめるための圧力を管理・記録することになっているが、脱線車両は輪軸組立時の歯車圧入力値が基準値を超過し、記録簿の差し替えも行われていたことが判明。
JR貨物が社内調査したところ、複数の車両で基準値超過や改ざんが確認されたことから、それら車両については安全が確認されるまで使用を停止することにした。
11日には、走行中の全列車について一時的に運転を見合わせた。
犬飼新社長は「社長に就任以来、現場の力をいかに向上させるかに注力してきた。こうした事態が起きたのは『痛恨の極み』だ」と語っている。
これを受け、同省はJR貨物に対して全車両の輪軸を対象に緊急点検を指示するとともに、11日から特別保安監査を実施し、安全管理体制の確認に入った。
車両の輪軸組立時には、車輪や歯車を車軸にはめるための圧力を管理・記録することになっているが、脱線車両は輪軸組立時の歯車圧入力値が基準値を超過し、記録簿の差し替えも行われていたことが判明。
JR貨物が社内調査したところ、複数の車両で基準値超過や改ざんが確認されたことから、それら車両については安全が確認されるまで使用を停止することにした。
11日には、走行中の全列車について一時的に運転を見合わせた。
犬飼新社長は「社長に就任以来、現場の力をいかに向上させるかに注力してきた。こうした事態が起きたのは『痛恨の極み』だ」と語っている。