運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　大和ハウス工業とキヤノンマーケティングジャパンは、荷待ち・荷役時間を可視化し、改善を支援するシステムを開発、11月１日からシステムの効果を検証する実証実験をＤＰＬ平塚で開始する。
  同システムは、カメラの映像から物流事業者ごとにトラックを自動検知し、物流施設の入場からバースへの移動、バースでの荷役作業、物流施設退場までの記録を自動で把握・蓄積する。キヤノンＭＪグループ独自の作業解析技術を用い、映像からドライバーの行動をＡＩ分析し、荷待ちや時荷役時間を計測する。
　これらのデータに基づき、ドライバーが時間を要した点について動作分析し、課題を把握することで荷主やテナント企業の物流効率化に向けた改善を支援する。