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物流テック企業4社  物流倉庫の自動化へ

物流テック企業4社  物流倉庫の自動化へ

24年問題解決へデモ見学会

ビジネスの成長に合わせて、拡大縮小を実現
ピッキングと仕分けが一カ所
で対応可能
完全自動棚卸で生産性
約50倍向上

 













 
 ギークプラス、プラスオートメーション、アイオイ・システム、東芝テックの物流テック企業4社によるデモ見学会が2日、ギークプラスが運営する相模原LaaSセンター(神奈川県相模原市)で開催された。

 物流業界では「2024年問題」が大きな課題となっているが、その解決策の一つとしてロボットなどを活用した物流倉庫の自動化への期待が高まっている。ギークプラスのAGVと各社の製品を組み合わせることで、1社だけでは解決できない顧客の課題を解決できるソリューションを提供するのが狙い。

 プラスオートメーションでは、「ここでしか見られない保管+仕分けソリューションの組み合わせ」t‐Sortはピッキングと仕分け工程を効率化する。PopPickと連携してピッキング効率がさらに向上。より高い省人化効果を実現する。

 アイオイ・システムは、AGVが搬送する棚から商品をピッキングする際に、プロジェクターで作業指示を表示し、ポカよけ機能で誤りを事前に検知する作業支援システム。プロジェクターで作業指示を出せるプロジェクションピッキングシステムを利用することで各社の製品と組み合わせ、ピッキング作業の課題を解決する。

 東芝テックは、AGV×RFIDを組み合わせた自動棚卸ソリューション。商品が入った保管棚をAGVが持ち上げ、RFIDリーダが配置されたゲートに搬送し、商品に貼られたタグを読み取り、その後自動で本来の位置にもどる。AGVを活用した無人一括読み取りは生産性約50倍向上が体感できる。

 「倉庫の歩く作業をゼロにし、ピッキング効率は3~5倍に向上する。シンプルな作業とビジネスの成長に合わせて拡大縮小できるのも利点」(嶋田由香里ギークプラス執行役員営業本部長)と話す。

                        2024.8.20

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