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　センコーグループホールディングスは１日、傘下の会員制総合卸売を営む寺内（本社＝大阪市）の大阪・船場に複数あるビルのうち「ファンビタウン２ビル」（写真）の建て替え工事が完成し、グランドオープンしたと発表した。
　ファンビタウン２は、鉄骨造11階建てで、延べ床面積は６５８８平方㍍。１～９階は店舗、10、11階はオフィスとして利用する。低層階で築年数が経った複数のビルを建て替えて高層化し、売り場を集約することで生まれる土地にセンコーグループ企業が入居するビルを建設する構想の一環。
　新ビルは、寺内として約30年ぶりの新館オープンで、堺筋に建ち並ぶファンビタウン１ビル、５ビルと合わせた３つのビル全体で売場を再構築。人気のあるインポートブランドグッズやコスメ、ファッショナブルな雑貨の売場面積を拡大し、買い物客が商品を探しやすいよう、同じアイテムをまとめるなど改善を行っている。