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23年度営業用トラック輸送量は2.3%減
23年度営業用トラック輸送量は2.3%減
商品値上げで11~1月大幅減
国土交通省が公表している自動車輸送統計速報によると、2023年度の営業用トラック輸送量は25億5912万㌧(前年度比2・3%減)、8月から今年1月にかけて輸送量が減退し、前年度割れとなった。コロナ前の2019年度比では約1割少ない状況にある。
自家用も含めた23年度のトラック輸送量は38億5986万㌧(前年度比1・0%減)。うち自家用は13億73万㌧(同1・6%増)で、営業用が減少した一方、自家用は増加した。
コロナの影響がほぼ解消された21年10月以降の輸送量をみると、営業用は前年同月比でほぼ横ばいで推移していたが、多くの商品が値上げとなった影響を色濃く受け、23年11月に大幅に落ち込み、今年2月以降は前年同月比増と回復した。この結果、23年度は特に11月から今年1月までの減少が影響し、年度全体では2・3%の減少となった。
自家用トラックの23年度輸送量は、年度初から10月まで増勢となり、月によって10%前後の増で推移、営業用と同様に11月に一気に大幅減となり、その後は前年同月並みに戻した。前半の増送により年度全体では1・6%の増加となった。
この結果、営業用のシェアは22年度が67・2%だったのが、23年度は66・3%と1ポイント近く低下した。
営業用トラック輸送量をコロナ前の19年度と比較すると、年度前半はほぼ1割減で推移、8月以降は多くの月で15%減となり、今年2月以降はほぼ19年度並みに戻したものの、8月から今年1月にかけての大幅減が影響し、年度全体ではほぼ1割減となった。
輸送トンキロは、営業用は23年5~6月が前年同月比1割増となったが、その後は前年同月より弱含みで推移する月が多く、年度全体では前年度を3%近く上回った。自家用は総じて前年度を下回って推移し、年度全体では前年度比5%前後の減となり、これによりトンキロベースは営業用のシェアが上昇した。
2024.7.16
自家用も含めた23年度のトラック輸送量は38億5986万㌧(前年度比1・0%減)。うち自家用は13億73万㌧(同1・6%増)で、営業用が減少した一方、自家用は増加した。
コロナの影響がほぼ解消された21年10月以降の輸送量をみると、営業用は前年同月比でほぼ横ばいで推移していたが、多くの商品が値上げとなった影響を色濃く受け、23年11月に大幅に落ち込み、今年2月以降は前年同月比増と回復した。この結果、23年度は特に11月から今年1月までの減少が影響し、年度全体では2・3%の減少となった。
自家用トラックの23年度輸送量は、年度初から10月まで増勢となり、月によって10%前後の増で推移、営業用と同様に11月に一気に大幅減となり、その後は前年同月並みに戻した。前半の増送により年度全体では1・6%の増加となった。
この結果、営業用のシェアは22年度が67・2%だったのが、23年度は66・3%と1ポイント近く低下した。
営業用トラック輸送量をコロナ前の19年度と比較すると、年度前半はほぼ1割減で推移、8月以降は多くの月で15%減となり、今年2月以降はほぼ19年度並みに戻したものの、8月から今年1月にかけての大幅減が影響し、年度全体ではほぼ1割減となった。
輸送トンキロは、営業用は23年5~6月が前年同月比1割増となったが、その後は前年同月より弱含みで推移する月が多く、年度全体では前年度を3%近く上回った。自家用は総じて前年度を下回って推移し、年度全体では前年度比5%前後の減となり、これによりトンキロベースは営業用のシェアが上昇した。
2024.7.16