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SA/PA活用した中継輸送推進へ

9月に佐野SAで実証実験

 長距離ドライバーの拘束時間を短縮する輸送形態として中継輸送の取り組みが各所で進められている。国土交通省は、確実な休息機会を確保するため、高速道路のSA/PAでドライバーが交替する実証実験を東北道・佐野SA(下り線)で実施し、運用上の課題を整理した上で、来年度以降の本格運用を目指す。
 9月に1週間程度(1日1便)、東北道の佐野SA(下り線)で朝6時台に実証実験を行い、SA/PAでの安全性や混乱の有無(ドライバー交替の導線、対応時間など)や物流事業者のニーズ(運行計画上や業務効率化)を確認するとともに、全国展開する際の課題も整理する。
 実証実験とともに、全国での事業者アンケートを行ってニーズを調査し、年末までに検証結果をまとめ、年明けの1~3月にかけて運用上のルールを整理・策定する。

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