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全ト協総会 一意専心で荷主交渉

全ト協総会 一意専心で荷主交渉

24年問題への戦闘態勢整う

「魂を入れるという我われの
行動が始まる」と話す坂本会長

 全日本トラック協会は6月27日、東京・港区の第一ホテル東京で第101回通常総会を開催し、2023年度計算書類などを議案通り承認した。

 冒頭あいさつに立った坂本克己会長は「2024年問題に対応する戦闘態勢がある意味整った。公正取引委員会や中小企業庁も下請法改正などで応援してくれる。仏さんはできたので後は魂を入れないと。我われが行動をするというストーリーが始まったところ。一意専心、全員一丸となって前に進んでいこう」と呼びかけた。

 来賓の斉藤鉄夫国土交通大臣は「2024年問題に直面しているが、政府一丸となってさまざまな取り組みをしていく。その基礎となっているのは平成30年の議員立法。坂本会長のリーダーシップで実現した。あらゆる施策を総動員して全力を尽くす」とあいさつ。

 総会では、新たに副会長に松橋謙一氏(北海道トラック協会会長)、水野功氏(東京都トラック協会会長)、平島竜二氏(京都府トラック協会会長)、杉山千尋氏(日本通運副社長)が就いた。

 第29回全国トラック運送事業者大会は10月3日、熊本市内の熊本城ホールで開催する。

 来賓として国土交通省の鶴田浩之物流・自動車局長と丹羽克彦道路局長が当面する行政課題と対応を話した。
                         2024.7.2

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