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紙加工品物流研究会、ハイブリッド積を採用

 国土交通省に設置された紙加工品(衛生用品分野)物流研究会は、「6月21日、アクションプランの取り組み状況を報告した。
 王子ネピアは、小口銘柄を手積み、大口出荷銘柄をパレット積みする、ハイブリッド積に取り組んだ。10㌧車1台に満載(690ケース)する場合、すべてばら積みだと積込時間は平均90分要していたが、バラ積み40分、パレット積み(6パレット)15分の合計55分に短縮。ばら積み品をパレット品で押さえつけ養生固縛としたため、作業台の設置が不要となり、時間短縮につながった。
ハイブリッド積
 これにより、積載効率は10~15%悪化したが、ドライバーの拘束時間は入場受付から退場まで2時間超が15%発生したが、2時間超の発生がなくなった。
 今後は箱寸法の調整やパレット積数変更により積載効率改善に取り組む。

 

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