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中企庁 3月価格交渉月間調査 転嫁率は依然最下位(トラック運送業)

中企庁 3月価格交渉月間調査 転嫁率は依然最下位(トラック運送業)

転嫁率は28.1%

 中小企業庁は、3月の価格交渉促進月間でのフォローアップ調査の結果(速報)を公表。トラック運送業は、転嫁率、全く転嫁できなかった企業の割合ともに前回(2023年9月)より改善はしたものの、依然27業種中最下位を脱することができなかった。
 毎年3月と9月の価格交渉促進月間に合わせ、中小企業庁は受注企業が発注企業との間でどの程度価格交渉・価格転嫁できたかを調査しており、今回も27業種4万6461社が回答。回答から抽出される発注側企業は延べ6万7390社となる。
 価格交渉が行われた割合は59.4%、価格転嫁率は46.1%で、いずれも上昇した。「交渉してもらえたか」の回答を点数化すると6.54となった。うちトラック運送業は5.62で、前回の4.87より上昇したが、全体平均より1.3ポイント以上低かった。転嫁率は28.1%。前回の24.2%から3.9ポイント上昇したものの、27業種中唯一3割に満たなかった。
2024.6.25

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