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化学品業界、共同物流の実証実験実施へ
フィジカルインターネット実現会議に昨年6月設置された化学品ワーキンググループは、関東・東海地区で共同物流の実証実験を9月から12月にかけて実施する。デジタル技術を用いて動態情報を共通のデータフォーマットに集積し、積載率・稼働台数・混載率を可視化することで、共同物流のためのプラットフォーム構築を検討する。
実証実験は、化学品WG事務局4社(三菱ケミカル、三井化学、東ソー、東レ)の輸送データを基に行う。ケースA(四日市~市原~東北)、ケースB(北陸~名古屋)の2つのモデルを設定。
このうちケースAは、ミルクラン(四日市・市原域内)、幹線輸送(四日市~市原、市原~東北)、ラストマイル(東北域)で片道輸送の集約など共同輸送を行い、トラックドライバーに貸与したスマートフォンタイプの端末からトラック・貨物の動態データを収集。デジタル技術や物流情報標準ガイドラインも活用しながら、データを共通のフォーマットに収集した上で、積載率・稼働台数・混載率などを可視化し、分析を行う。
このうちケースAは、ミルクラン(四日市・市原域内)、幹線輸送(四日市~市原、市原~東北)、ラストマイル(東北域)で片道輸送の集約など共同輸送を行い、トラックドライバーに貸与したスマートフォンタイプの端末からトラック・貨物の動態データを収集。デジタル技術や物流情報標準ガイドラインも活用しながら、データを共通のフォーマットに収集した上で、積載率・稼働台数・混載率などを可視化し、分析を行う。