運輸新聞|1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

Sitemap

物流会社

カンダHD、過去最高利益更新へ

24年問題 、6つの施策に取り組む

原島社長
カンダホールディングスは6月12日、都内で会社説明会を開き、原島藤壽社長は物流2024年問題への対応として、勤務時間の集中管理、業務効率化、配送コースの再編、人材確保、適正料金収受、協力会社の管理強化の6つに取り組んできたと説明、現状ではクリアしているが、2030年には34%の輸送能力が不足するといわれる中、成長には新規業務獲得と労働力確保の両輪で臨む決意を表明した。
 同社の2024年3月期連結決算は、売上高511億2300万円(前期比1・0%減)、営業利益34億3200万円(同25・7%増)。前期に初の売上高500億円を超え、24年3月期は国際物流の特需が終了するなど減収増益となったものの、中期経営計画値は達成した。
 営業利益の大幅増は、コスト上昇を踏まえた適正運賃の確保によるところが大きく、経常利益・当期利益合わせ過去最高となった。
 中計最終年度となる25年3月期予想は、国際物流も増収増益に転換し、売上高520億円、営業利益35憶5000万円で利益の更新を目指す。原島社長は「荷主も物流の見直しを迫られており、新規業務獲得のチャンス」とみている。

ロジスティクス最新ガイドブック
年刊誌「ロジガイ2024」

詳細はこちら(無料公開中)
A4判 全ページカラー/154P

運輸新聞の定期購読 ロジガイ購入 広告掲載申込

PAGE TOP