運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　資源エネルギー庁とＮＥＤＯ（新エネルギー・産業技術総合開発機構）は「省エネルギー・非化石転換技術戦略２０２４」を策定。運輸部門は、ＥＶ駆動性能の向上など自動車のエネルギー消費効率改善を進めるとともに、貨物輸送事業者や荷主がＡＩ／ＩｏＴ技術を活用してサプライチェーン全体の効率化を実現する「スマート物流システムの取り組みが求められるとしている。
　運輸部門は、エネルギー消費の約９割を占める自動車の省エネ化が重要であり、乗用車やトラック単体のエネルギー消費効率を改善することが重要と見解。
　そのためには、蓄電池やモーターの性能向上、燃料電池の高効率化、水素貯蔵性能の向上、ハイブリッド車は内燃機関の高効率化などの技術開発が期待されるとした。
　２０２４．５．２８