運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　全国通運は３月26日、２０２３年度の実績および新年度の取り組みを報告した。貨物鉄道輸送への期待感が高まっていることを踏まえ、10㌧トラックとの親和性が高い31?コンテナの保有数を３年間で倍増、10年間で５倍に増備する。

　永田浩一社長は、期待に応えていくのが通運業界の使命とした上で、鉄道輸送量を今後10年程度で倍増させる国の目標は「ビジネスチャンスであり、国の期待に応えられないことになれば鉄道の復権はあり得ないという強い覚悟をもって対応したい。使命を果たしていくことが大事」と強い決意を示した。