運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　ＮＸ総合研究所は、企業物流短期動向調査（ＮＸ総研短観12月調査）の結果をまとめた。
　２０２３年10～12月の国内向け出荷量（荷動き指数）は、同年１～３月▽12、４～６月▽13、７～９月▽14と低迷していたが、10～12月も▽10と４期連続２桁マイナスながら前期より４?上昇し、下げ止まりの可能性も。２０２４年１～３月見通しは▽10と横ばいの見込み。
　10～12月期を業種別にみると、プラスなのは窯業・土石、金属製品、輸送用機械の３業種。うち金属製品はプラス幅が伸長したが、輸送用機械は逆に縮小した。１～３月見通しも、引き続き金属製品が伸長するが、輸送用機械はプラスは維持するが縮小傾向にある。
　(２０２４．３．１２）