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国交省 「自動物流道路」の検討に着手
国交省 「自動物流道路」の検討に着手
夏頃にコンセプトを示す
道路空間(インフラ)を活用した新たな物流形態を創出する「自動物流道路(オートフロー・ロード)に関する検討会」を国土交通省道路局が設置し2月21日に初会合を開催した。今後、多様な関係者からヒアリングし、夏頃に想定ルートを含めた中間とりまとめを行う。
自動物流道路は、ドライバー不足・高齢化、深夜労働などのドライバー負荷、小口・多頻度化、交通負荷(渋滞・事故)、環境負荷といった物流課題を解決するため、思い切ったパラダイム転換によりロジスティクス改革に貢献する観点から、道路空間を活用した人手に頼らない新たな物流システムとして今後10年での実現を目指す。
初会合では、海外での検討事例として、主要都市間を結ぶ地下トンネルに自動運転カートを走行させるスイスのCST(Cargo SousTerrain)、鉄道線路の路肩にリニアモーターを使用して完全自動運転するイギリスのMagwayなどが紹介された。
想定ルートとしては、需要の多い幹線が考えられるが、同省では大都市と中間都市を結ぶ、あるいは都市内など、ほかのモードが苦手としているところもあり得るとし、活用する道路空間は高速道路が想定される(中央分離帯・路肩・高速道路の地下空間など)が、それ以外も含め柔軟に検討していく。
2024.2.27
自動物流道路は、ドライバー不足・高齢化、深夜労働などのドライバー負荷、小口・多頻度化、交通負荷(渋滞・事故)、環境負荷といった物流課題を解決するため、思い切ったパラダイム転換によりロジスティクス改革に貢献する観点から、道路空間を活用した人手に頼らない新たな物流システムとして今後10年での実現を目指す。
初会合では、海外での検討事例として、主要都市間を結ぶ地下トンネルに自動運転カートを走行させるスイスのCST(Cargo SousTerrain)、鉄道線路の路肩にリニアモーターを使用して完全自動運転するイギリスのMagwayなどが紹介された。
想定ルートとしては、需要の多い幹線が考えられるが、同省では大都市と中間都市を結ぶ、あるいは都市内など、ほかのモードが苦手としているところもあり得るとし、活用する道路空間は高速道路が想定される(中央分離帯・路肩・高速道路の地下空間など)が、それ以外も含め柔軟に検討していく。
2024.2.27