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キリンGL 「DX推進室」立ち上げ
キリンGL 「DX推進室」立ち上げ
協力会社運賃 平均10.3%アップ(20年比)
キリングループロジスティクスは2月14日、記者会見を行い2024年事業計画を発表した。
23年を振り返り安藤弘之社長は「24年問題に向け、輸配送力・拠点能力強化の取り組みを計画通り実行し、概ね準備が完了した」と話した。売上高は739億3400万円(対前年7・8億円増)、3大物流災害/2大品質事故は0件、サービス品質は6・9ppmと引き続き高水準を維持した。工場構内滞留時間を前年比10%削減、グループでの新規業務も2件受託した。
24年の売上高は運賃改定やモーダルシフト、バウンド輸送などにより約2%増収の755億9200万円を見込む。25年新卒採用は2人増の20人を計画。重点課題は「輸配送能力と拠点能力の強化」「事業基盤の強化」。
具体的には①運賃改定②長距離路線対応③配車システムリニューアル④ドライバー環境改善、さらにはDX推進、グループ未受託領域の獲得、組織風土改革。
運賃改定では、輸送パートナー会社の安定的な運収維持を目的として、従来の「距離制重量個建制」から「距離制車型車建制」へ計算方法を変更するとともに、グループ貨物の大型車の運賃改定を4月より実施する。エリアによって異なるが、20年比で上昇率は平均10・3%(燃料支援金、店頭待機・荷役割増、タリフ改定の合計)。
2024.2.27