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行政・業界団体
JIMH 賀詞交歓会 24年問題で機器投資加速に期待
JIMH 賀詞交歓会 24年問題で機器投資加速に期待
日本物流システム機器協会(JIMH)は24日、東京・千代田区の東京會舘 大手町レベル21で2024年新年賀詞交歓会を開催した。
下代博会長は冒頭、「今年本番を迎える物流の2024年問題が、我われにもたらすインパクトは大きい。物流業務の効率化や生産性の向上などはもとより、中継拠点へのソリューション提案などに力を注ぐ必要がある。製造業は国内回帰が進み、部品在庫、製品在庫を確保する需要が旺盛で、生産ラインの自動化・省力化がさらに高まり、物流システム機器への投資は一層加速するだろう」と語った。
続いて、経産業省製造産業局の安田篤産業機械課長は「国内の設備投資需要の高まりや、賃金水準は30年ぶりの高い数値を記録した。この流れを今年も継続する必要がある。コストカット型の経済から、賃金、物価、投資が伸長する成長型の経済に変えていくことが大きなテーマだ」。
国土交通省物流政策課の鈴木淳国際物流室長は
「今年は物流にとって大変重要な年と位置付けている。国交省では①担い手不足問題に抜本的に取り組む、②『価値を価格に』をテーマに掲げ、物流にさまざまな価値を提供、③物流効率性と生産性を向上させ、物流事業者、発着荷主、消費者の三方良しを目指す3本柱が今年の抱負」と来賓あいさつを述べた。
続いて大庫良一副会長が登壇。恒例となる右肩上がり乾杯を自粛して、「頑張ろうコール」で式に移った。
2024.1.30