運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　全日本トラック協会は24日、東京・千代田区のパレスホテル東京で新年賀詞交歓会を開催、冒頭に能登半島地震の被害を想い黙とうを捧げた。

あいさつに立った坂本克己会長は、17日に被災地に入ったことに触れ「驚愕の一言」と話し、トラック運送業界の総力を挙げて懸命に緊急物資輸送活動にあたっていることに感謝を述べた。「多くの被災者を支援する最後の砦が我われの事業。今年は歴史的な大転換の年。目的はドライバーに幸せになってもらうこと。そのためにも、体をはって適正な運賃と料金を取引先と交渉することを誓おう」と訴えた。