運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　令和６年能登半島地震に関し、国土交通省は１月16日時点の対応状況をまとめた。

　緊急物資輸送は、広域物資拠点（石川県産業展示館）へのプッシュ型による１次輸送に加え、２次・３次輸送も着実に実施されている。

　県の物資拠点から市町の物資拠点への２次輸送は、県物資拠点の荷捌きや物資管理効率化のため、９日からヤマト運輸が協力。

　市町の物資拠点から各避難所への３次輸送は、主として市町職員や自衛隊が車や徒歩などで輸送しているが、一部の物資が不足している情報もある。市町の物資拠点の荷捌きや物資管理の効率化、ラストマイル配送のため、西濃運輸は珠洲市、日本通運とヤマト運輸は輪島市、佐川急便は能登町と七尾市、石川県トラック協会は志賀町と七尾市、トヨタ自動車が志賀町で協力を行っている。

2024.1.19