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標準的な運賃  積込・取卸料を設定

標準的な運賃  積込・取卸料を設定

告示案を提示  2月13日に公聴会

 国土交通省は、一般貨物自動車運送事業の標準的な運賃告示案を公表、10日付で斉藤国土交通大臣から運輸審議会に諮問した。運輸審議会は、2月13日に公聴会を開催する。告示案によると、待機時間料は小型車(2トン車クラス)の場合、2時間以内が1680円、2時間超は2010円(いずれも30分ごとの料金)。積込・取卸料は機械荷役の場合、2時間以内が2080円、2時間超が2490円(同)。
 2020年告示と同様、距離制・時間制それぞれの運賃表(タリフ)を運輸局別に示した。
 距離制は、小型車の場合10kmまでは最も高い関東運輸局が1万5790円、近畿は1万5060円、中部は1万4550円、沖縄は1万1600円、それ以外は1万3千円台。200km・500kmを超えると加算される額が大きくなる。
 例えば東京~大阪間(500kmで計算)は関東運輸局の場合、大型車(10トンクラス)で16万7860円(前回より8・0%上昇)、トレーラ(20トンクラス)で22万2370円(同11・7%上昇)。
 時間制は、関東運輸局を例にとると、8時間制が小型車で3万9380円、中型車が4万6640円。4時間制は小型車2万3630円、中型車2万7980円とした。
 個建運賃は、標準的な運賃を最大積載個数(または重量)に基準積載率を掛けた値で割って算出する。
 運賃割増は、速達割増は事業者が設定。特殊車両割増は冷蔵・冷凍車が2割増し、海上コンテナ輸送車がトレーラの4割増しなどと設定。
 待機時間料、積込・取卸料を設定(表参照)するとともに、附帯業務を行った場合は実費として収受する。
 利用運送手数料は…
                         2024.1.16

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