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能登半島地震 プッシュ型支援実施

能登半島地震 プッシュ型支援実施

一部事業者で被災

 1月1日16時10分に発生した「令和6年能登半島地震」は、現在も活発な地震活動が継続しており、今後も当分続くと考えられる。道路や鉄道、航空・港湾など広範囲に通行止めとなった(現在は概ね解除)。
 物流関係は、石川県内の倉庫事業者で壁の一部剥落・シャッター変形が2事業者4棟、事務所天井版落下が2事業者3棟、貨物落下・散乱が3事業者5棟。同県内のトラック事業者の施設の一部損壊が1事業者2営業所で発生した。
 緊急物資輸送は、広域物資拠点(石川県)へプッシュ型支援を実施中。拠点まではトラックまたは陸上輸送が困難な地域(輪島市)へはヘリコプターにより食料37万1000食、飲料水15万4000ℓ、毛布2万6000枚などを配送。
 手配は関係省庁が行い、物資供給事業者が輸送手段を確保できない場合は、政府の災害対策本部から国土交通省へ輸送協力依頼を行い、一部物資(カップ麺、飲料水、ブルーシート、ガソリン携行缶、ダンボールベッド、パーテーションなど)の輸送は国土交通省から全日本トラック協会に協力依頼した。

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