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J-オイルミルズ 自主行動計画第1号

J-オイルミルズ 自主行動計画第1号

荷役の対価を明記

 味の素グループのJ-オイルミルズは、物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画を策定し、日本植物油協会を通じ15日に農林水産省に提出した。
 持続可能な物流実現に向けた検討会の議論を踏まえ、国土交通省・経済産業省・農林水産省の3省が6月に自主行動計画の参考となるガイドラインを策定して以降、1企業としては初めての自主行動計画となる。
 同社は、商品を納品する発荷主、原材料資材を受け入れる着荷主両方の立場がある。取引先へは発注数量の改善を依頼し、積載効率を向上させる。納品に関しては、発注からのリードタイムを確保し、適切な運行スケジュールが組めるように取り組む。
 荷役作業の対価は、物流事業者と協議して契約書などへ明記するほか、サーチャージ(燃料・電力)の導入に努めるなど運送契約の適正化に取り組む。
 異常気象時には、運行の中止・中断を物流事業者が必要と判断した場合は、その判断を尊重する。
 同社は今年度、サステナビリティ委員会の下部組織として物流分科会を新設し、着荷主としてサプライヤー約150社へアンケートし、結果を踏まえた改善に取り組み、発荷主としては付帯作業や長時間待機の削減に努めている。
                        2023.12.19

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