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標準的な運賃・料金 運輸審議会に諮問へ

標準的な運賃・料金 運輸審議会に諮問へ

積込み・取卸し料を明記

 国土交通省は、一般トラックの標準的な運賃・標準運送約款の見直しに向けた検討会の第3回会合を7日に開催し、提言案を概ね了承した。今週にも公表される。その後、運輸審議会に諮問され、審議を経て新たな標準的な運賃・料金は2~3月に大臣告示される。
 提言は、①荷主にしっかり転嫁する、②多重下請け構造を是正する、③多様な運賃・料金の設定する――3つの方向性で構成される。
 荷主への転嫁の観点からは、物価上昇分を踏まえ、運賃表(タリフ)を見直す。その際、具体的なアップ率を明記する。燃料高騰分を収受できるようサーチャージを明確にする。
 料金(荷待ち・荷役の対価)を、公共工事などを参考に、積込み・取り降ろし料として明記。その際、荷待ちは30分刻みで設定するとともに、荷待ち・荷役ともに2時間を超えると割増料金が収受できるようにした。
 

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