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物流会社
センコーGHD 資源循環PFを事業化
センコーGHD 資源循環PFを事業化
動静脈一体物流の活用で
センコーグループホールディングスは12月1日から、動静脈一体物流を活用して効率的に廃プラスチックを回収し再生する資源循環プラットフォームを事業化する。
廃棄物による汚染を極力排除し、製品と原材料を循環させるサーキュラーエコノミー(Circular Economy)の実現が求められている。日本のアパレル業界においても、衣服を店頭で回収し、リサイクルやリユースをするなどの取り組みを進めてきた。しかし、サプライチェーンの過程で発生するハンガーカバーの廃棄物は、非常にきれいな状態で排出される廃プラスチック(ポリエチレン)であっても、現状ではほとんどがサーマルリカバリー(熱回収)に留まっている。
物流拠点や各店舗で発生するハンガーカバーの廃プラをマテリアルリサイクルするためには、薄く広く分散した廃棄物を効率的に回収することが必要不可欠。そのためには、企業の枠を超えた横断的な仕組みを構築することが求められていた。
ことし8月から4カ月間、センコー商事がコーディネートし、東京納品代行とアクロストランスポートの車両がアパレル各社に商品を納品した際、物流倉庫・店舗で発生するハンガーカバーの廃プラスチック(ポリエチレン)を静脈物流として回収。
この廃プラを、テラレムグループ(本社=東京・中央)のマテリアルリサイクル施設に持ち込んで樹脂ペレットとして原料化し、豊通ケミプラス(同=東京・港)の流通ルートにのせて、ナクシス(同=東京・渋谷)が樹脂ペレットから再生品化するというビジネスモデルの実証実験を行った。
結果、樹脂ペレットが元のハンガーカバーに再生され、商流にのせられることが確認でき、動静脈一体物流を活用した資源循環プラットフォームとしての採算性も確保できるとして、事業化するもの。
実証実験に協力していたアパレル企業のオンワード樫山(同=東京・中央)、三陽商会、シップス(同=同)の3社が引き続き参画。「個社では実現が難しい廃棄物の資源循環を、業界や企業の垣根を超えたあらゆる企業が相乗りして取り組むプロジェクト「CicroMate(サイクロメイト)」として、多くのアパレル企業やブランドの参加を募り、資源循環プラットフォームとして社会に定着させていき、サーキュラーエコノミーの一翼を担う活動にしていきたい」としている。
廃棄物による汚染を極力排除し、製品と原材料を循環させるサーキュラーエコノミー(Circular Economy)の実現が求められている。日本のアパレル業界においても、衣服を店頭で回収し、リサイクルやリユースをするなどの取り組みを進めてきた。しかし、サプライチェーンの過程で発生するハンガーカバーの廃棄物は、非常にきれいな状態で排出される廃プラスチック(ポリエチレン)であっても、現状ではほとんどがサーマルリカバリー(熱回収)に留まっている。
物流拠点や各店舗で発生するハンガーカバーの廃プラをマテリアルリサイクルするためには、薄く広く分散した廃棄物を効率的に回収することが必要不可欠。そのためには、企業の枠を超えた横断的な仕組みを構築することが求められていた。
ことし8月から4カ月間、センコー商事がコーディネートし、東京納品代行とアクロストランスポートの車両がアパレル各社に商品を納品した際、物流倉庫・店舗で発生するハンガーカバーの廃プラスチック(ポリエチレン)を静脈物流として回収。
この廃プラを、テラレムグループ(本社=東京・中央)のマテリアルリサイクル施設に持ち込んで樹脂ペレットとして原料化し、豊通ケミプラス(同=東京・港)の流通ルートにのせて、ナクシス(同=東京・渋谷)が樹脂ペレットから再生品化するというビジネスモデルの実証実験を行った。
結果、樹脂ペレットが元のハンガーカバーに再生され、商流にのせられることが確認でき、動静脈一体物流を活用した資源循環プラットフォームとしての採算性も確保できるとして、事業化するもの。
実証実験に協力していたアパレル企業のオンワード樫山(同=東京・中央)、三陽商会、シップス(同=同)の3社が引き続き参画。「個社では実現が難しい廃棄物の資源循環を、業界や企業の垣根を超えたあらゆる企業が相乗りして取り組むプロジェクト「CicroMate(サイクロメイト)」として、多くのアパレル企業やブランドの参加を募り、資源循環プラットフォームとして社会に定着させていき、サーキュラーエコノミーの一翼を担う活動にしていきたい」としている。