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ヤマトグループ貨物専用機のプルービングフライト開始

ヤマトグループ貨物専用機のプルービングフライト開始

ヤマトHD、JAL、スプリング・ジャパン

お披露目会・代表者あいさつ
 ヤマトホールディングス、日本航空、スプリング・ジャパンは、「物流に新たな価値を提供し、サステナブルな社会を実現する」という共通ビジョンのもと、ヤマトグループが導入するエアバスA321-200P2F型機貨物専用機(フレイター)を来年4月11日からスプリング・ジャパンにより運航する。

 11月22日から、プルービングフライト(運航乗務員の訓練や機材整備、オペレーションなどのための慣熟飛行)を開始し、これに先立ち11月20日に成田空港で来賓および報道関係者にフレイターの機体お披露目会を実施した。プルービングフライトは来年3月まで実施する。

 フレイターを活用することで、安定的な輸送力の確保やサービス品質の維持・向上を図り、持続的かつ強靭な物流ネットワークの構築を目指す。将来的にはフレイター輸送力の拡大も視野に入れ、地方からの航空輸送力拡充や時間距離の大幅な短縮によって、地方における製造業企業誘致や生鮮品の流通拡大など地方経済の活性化(地方創生)に寄与していく。
駐機の様子


 ヤマトHDの長尾裕社長は「当社の物流ネットワークに新しくフレイターを加え、今後も豊かな社会の実現に貢献できるよう精進してまいります」、JALの赤坂祐二社長は「航空の強みである高速・長距離輸送により、輸送効率を飛躍的に向上し、持続的かつ機動的な物流ネットワークを構築いたします」、スプリング・ジャパンの米澤章社長は「LCCが貨物専用機の定期便を運航することは日本初、会社としても貨物事業への始めての参画。安全・安心のフライトを提供できるよう努力してまいります」とコメントしている。

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