運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　

アサヒグループジャパンとＮＩＰＰＯＮ　ＥＸＰＲＥＳＳホールディングスは、２０２４年問題に向けた対応を強化するため、モーダルシフトで新たな協業を12月１日から開始する。
　相互の強みを生かし、貨物発着駅からの集配業務をアサヒグループ傘下のアサヒロジが行い、貨物駅でのトラックと鉄道コンテナの積み替え業務を日本通運が担当する。
　これまで、日本通運が緊締車と呼ばれる鉄道コンテナをそのまま積載できる専用トラックで行っていた集配業務をアサヒロジの車両で行うことで、専門的な技術・資格が必要な緊締車の運転者不足を解決する。
　短・中距離（１５０ｋｍ圏内）のトラック輸送に強みを持つアサヒロジにとって、実車率と積載率の向上につながる。