運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　三菱倉庫とキユーソー流通システムは、医薬品ＧＤＰに対応した専用車両を使用し、12月４日から関東～関西間で中継リレー輸送を開始する。

　三菱倉庫のグループ会社ＤＰネットワークが展開する医薬品ＧＤＰ輸送サービス「ＤＰ│Ｃｏｏｌ」のために開発した車両２台を、キユーソー流通システムのグループ会社キューソーティスが利用し、関東・関西の中間に立地するコネクトエリア浜松などで関東発・関西発のそれぞれのドライバーが交代し、車両の変更なく長距離輸送を行うことで、ドライバー不足の有効な対策とする。

　両社は２０２２年１月に業務提携契約を締結以来、主に食品・医薬品分野で共同配送網および新規サービスの構築に取り組んでおり、今後も三菱倉庫の医薬品取り扱いノウハウと、キユーソー流通システムの４温度帯管理が可能な全国輸配送ネットワークを組み合わせることで、食と医を支える物流プラットフォームを構築する。

2023.11.10