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NX総研短観 7~9月 1㌽低下
NX総研短観 7~9月 1㌽低下
10~12月は上昇見込むも下振れ大
NX総合研究所は、企業物流短期動向調査(9月調査)の結果を公表、7~9月実績の国内出荷指数は前期(4~6月)より1㌽低下し△14となり、10~12月見通しは8㌽上昇して△6と見込む。
2023年1~3月実績以降は3期連続で2桁のマイナスと低迷。10~12月見通しでは上昇の見込みながら、下振れの可能性大とする。パルプ・紙△42→△63、化学・プラスチック△28→△43、一般機械2→△13、繊維・衣服3→△7、電気機械△13→△20、食料品・飲料0→△1など全15業種中の7業種が低下したのが響いた。「景気に敏感な素材系の生産財が非常に悪い。猛暑で飲料関係はかなり出たにもかかわらずマイナス。景気の先行きは良くなく、内需の低迷が続く」と説明する。
輸送機関利用の動向は、トラックは一般、特別積合せともに△11で横ばい、宅配便△8→△9と国内航空△15→△16は低下、鉄道コンテナ△16→△12と内航コンテナ・RORO船△13→△10は上昇。10~12月は全機関でマイナスながらマイナス幅は縮小。
輸出入貨物量の動向は、外貿コンテナの輸入△12と国際航空の輸入△19は横ばい、それぞれの輸出は△20→△22と△21→△23と低下、10~12月ではそれぞれ輸出は上昇するものの全4機関で2桁のマイナスが続く。
在庫量と営業倉庫利用の動向は、増加数が減ってきており、緩やかな在庫調整が進む。
トラック運賃の動向は、一般46→43→50と7~9月は前回予想51から8㌽も下振れしており、実績はそんなに上がっていない。ただ、上昇圧力が一段と強まるとする。倉庫保管料は26→23→25。物流コスト割合は34→35→40と上昇が続く。