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貨物自動車 3年連続営業用シェア低下
貨物自動車 3年連続営業用シェア低下
22年度輸送量 トンキロは2年連続増
国土交通省がまとめた2022年度の自動車輸送統計によると、貨物輸送量は38億2560万トン(前年度比1・6%減)と減少したが、輸送トンキロは2268億8600万トンキロ(同1・2%増)と増加。20年度にコロナの影響で大幅減となり、翌21年度はトン数で2・7%、トンキロで5・0%増加したものの、22年度はトン数ベースでは20年度より1・0%多かったに過ぎなかった。
22年度輸送量を営自別にみると、営業用は25億5755万トン(同1・7%減)、1991億4900万トンキロ(同1・4%増)。自家用は12億6845万㌧(同1・4%減)、277億3700万22年度輸送量 トンキロは2年連続増(同1・2%増)。営業用・自家用ともに、23年1~3月の輸送量が前年同期と比べて弱かった。
この結果、営業用のシェアはトン数で66・85%(同0・07ポイント低下)となり、わずかではあるが3年連続低下しているのが気になるところ。トンキロベースでは、営業用シェアは87・77%(同0・11ポイント上昇)となった。
発貨物量の地方運輸局別シェアは、①関東28・2%②中部15・4%③近畿13・4%④九州12・1%⑤東北9・1%の順。トンキロベースでは、①関東24・2%②近畿15・2%③中部13・7%④九州12・2%⑤東北10・9%。トンベースに比べ、近畿と東北でシェアが高くなっている。
品目別輸送量は、工業製品18・99億トン(構成比49・6%)、くずもの・廃棄物7・25憶トン(同18・9%)、紘産品6・40億トン(同16・7%)、農水産品3・07億㌧(同8・0%)の順。営業用のシェアは、工業製品が77・2%と高く、うち食料工業品は89・3%。農水産品も68・0%と7割近くを営業用が運んでいる。自家用のシェアは、くずもの・廃棄物が55・7%、紘産品が50・5%となっている。
なお、自動車輸送統計は20年4月分調査から集計・推計方法を簡略化しており、それ以前の数値と連続性を持たない。
22年度輸送量を営自別にみると、営業用は25億5755万トン(同1・7%減)、1991億4900万トンキロ(同1・4%増)。自家用は12億6845万㌧(同1・4%減)、277億3700万22年度輸送量 トンキロは2年連続増(同1・2%増)。営業用・自家用ともに、23年1~3月の輸送量が前年同期と比べて弱かった。
この結果、営業用のシェアはトン数で66・85%(同0・07ポイント低下)となり、わずかではあるが3年連続低下しているのが気になるところ。トンキロベースでは、営業用シェアは87・77%(同0・11ポイント上昇)となった。
発貨物量の地方運輸局別シェアは、①関東28・2%②中部15・4%③近畿13・4%④九州12・1%⑤東北9・1%の順。トンキロベースでは、①関東24・2%②近畿15・2%③中部13・7%④九州12・2%⑤東北10・9%。トンベースに比べ、近畿と東北でシェアが高くなっている。
品目別輸送量は、工業製品18・99億トン(構成比49・6%)、くずもの・廃棄物7・25憶トン(同18・9%)、紘産品6・40億トン(同16・7%)、農水産品3・07億㌧(同8・0%)の順。営業用のシェアは、工業製品が77・2%と高く、うち食料工業品は89・3%。農水産品も68・0%と7割近くを営業用が運んでいる。自家用のシェアは、くずもの・廃棄物が55・7%、紘産品が50・5%となっている。
なお、自動車輸送統計は20年4月分調査から集計・推計方法を簡略化しており、それ以前の数値と連続性を持たない。