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東ト協連 24年問題へ試行錯誤続く

東ト協連 24年問題へ試行錯誤続く

運賃動向に関するアンケート調査

 

 東京都トラック運送事業協同組合連合会(東ト協連)が半年に1回実施している「運賃動向に関するアンケート調査」は、今回(7月実施)から2024年問題対応を調査項目に加えた。回答のあった159社中、「手だての方法・手段がみつからない」(34・0%)、「荷主と協議中」(31・4%)、「一部実施(検証・試行中を含む)」32・7%)となり、回答はほぼ3等分された。「対応済み」は3社(1・9%)のみだった。
 荷主と協議中または一部対応策を実施と回答した事業者に、具体的な対応策を聞いたところ、「荷待ち・待機時間の削減」が最も多く3割弱の回答、次いで「荷役時間の削減」(19・1%)、「高速道路・フェリーの積極利用」(14・0%)と続いた。
 回答割合は少ないが、「車両動態管理システムの導入」「荷役オペレータの専属化」などを行っている事業者もあった。
 その他の対応策として、「コースの組み直し」「残業の上限を70時間にしてどのような問題が出るか試験的に実施」「残業時間の多い人の業務内容見直し。土曜日の出勤を減らす」など、試行錯誤しながら取り組む様子がみてとれる。
 

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