運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　日本郵便と佐川急便は、不在持ち戻りとなった佐川急便の荷物を、郵便局の窓口で受け取れるサービスを10月23日から開始した。
　実施エリアは、東京都および中国・四国・九州エリアの全３０１局。
　不在で届けられなかった飛脚宅配便を佐川急便の営業所に持ち戻り、不在票などからＷｅｂサイト上で受け取り場所として荷受人が郵便局を選択し申し込むと、佐川急便が郵便局へ荷物を持ち込み、荷受人は佐川急便からの通知に基づき、指定した郵便局窓口で受け取れる。
　代金引換や着払い、セーフティサービス（貴重品）などは対象外。
　両社の限られた人的資源や施設を有効活用することで、物流２０２４年問題への対策として、顧客の利便性を損なうことなく持続可能な事業とするため協業することにした。