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大阪市「生きた建築ミュージアム」
大阪市「生きた建築ミュージアム」
物流企業施設から2物件選定
大阪市はこのほど、「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」の第2期として47物件を選定。物流企業の施設では、住友倉庫大阪支店川口倉庫と中谷運輸築港ビルが選ばれた。
同市が、まちを1つの大きなミュージアムと見立てて、そこにある「生きた建築」を通じ、大阪の新しい魅力を創造・発信する事業。
住友倉庫の川口倉庫は、1931年に当時倉庫建築として国内初の6階建として建てられ、2014年まで本社が置かれていた。鉄筋コンクリート造の倉庫が堅牢というイメージを残しながら、かつて川口が貿易港として栄えた歴史を今に伝える、大切なシンボルとなっていると評価された。
中谷運輸(本社=大阪市)築港ビルは、1933年に大阪商船(現商船三井)が、船舶の切符売場兼船員の待合所として建てた近代建築。竣工時は3階建だったが、台風などの水害を防ぐ戦後の復興事業によって周辺道路全体が2㍍余り嵩上げされた結果、建物の1階がほぼ地中に埋まっている。解体の危機をくぐり抜け、現在も1階に飲食店などが入居し、活用されているというのが選定理由。
2023.10.17
同市が、まちを1つの大きなミュージアムと見立てて、そこにある「生きた建築」を通じ、大阪の新しい魅力を創造・発信する事業。
住友倉庫の川口倉庫は、1931年に当時倉庫建築として国内初の6階建として建てられ、2014年まで本社が置かれていた。鉄筋コンクリート造の倉庫が堅牢というイメージを残しながら、かつて川口が貿易港として栄えた歴史を今に伝える、大切なシンボルとなっていると評価された。
中谷運輸(本社=大阪市)築港ビルは、1933年に大阪商船(現商船三井)が、船舶の切符売場兼船員の待合所として建てた近代建築。竣工時は3階建だったが、台風などの水害を防ぐ戦後の復興事業によって周辺道路全体が2㍍余り嵩上げされた結果、建物の1階がほぼ地中に埋まっている。解体の危機をくぐり抜け、現在も1階に飲食店などが入居し、活用されているというのが選定理由。
2023.10.17