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本紙調査 24年問題解決に必要なこと 

本紙調査 24年問題解決に必要なこと 

「荷待ち時間短縮」が切実

 
運輸新聞は、9月13日~15日の3日間、東京ビッグサイトで開催されたINNOVATION EXPO2023に出展し、ブース内で来場者にアンケート調査を実施し、224人から回答を得た。物流の2024年問題解決に必要なことを聞いたところ、「荷待ち時間の短縮」を選択した人が87.2%と最も多かった。
 回答者の属性は、製造業56人、卸・小売40人、物流業・企業の物流部門53人、建設・不動産・商社・保険19人、情報・通信18人、研究所・コンサルタント・その他38人。
 幅広い職業の人が回答しており、荷主系が42.9%、物流系が23.7%、その他33.4%で、例年の展示会に比べ荷主系がやや多かった。
 設問の1つに「物流の2024年問題を解決する上で必要なこと」として12項目設け、それぞれの項目で必要と思うものに〇、特に必要と思うには◎、それほど必要性を感じないに×、分からない・何ともいえないに△を記入してもらった。
 結果(グラフ参照)は、1位「荷待ち時間の短縮」(必要・特に必要合わせ87.2%)、2位「運賃・料金引き上げ」76.6%、3位「労働時間管理の徹底」74.5%、4位「ドライバーの賃金引上げ」74.3%、5位「荷主・消費者の協力」64.2%の順となった。
 このうち、「特に必要」と回答した割合は、荷待ち時間の短縮(25.5%)が最も多いが、2番目に多かったのは荷主・消費者の協力(21.3%)だった。「共同物流」(共同配送・施設の共同利用)は、思う・特に思う合わせて7位(62.0%)だったが、特に必要の5位(15.2%)に入った。
 

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