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トランコムは10月１日付で、マレーシアに同社１００出資の子会社ＴＲＡＮＣＯＭ（ＭＡＬＡＹＳＩＡ）ＳＤＮ．ＢＨＤ．を設立する。営業開始は来年１月１日の予定。 
　同社グループは「ＡＳＥＡＮ地区での成長強化」を中期経営計画の主要戦略のひとつとしてし、２００８年にタイで事業を開始、14年に中国、19年にはシンガポールに進出し、幹線輸送事業・３ＰＬ事業・人材派遣事業などを展開してきた。
　今回ＡＳＥＡＮ地区の物流事業拡大に向け、新たにマレーシアに拠点を設立。シンガポールに隣接するジョホール州タンジュン・ペラパス港（保税地区）に倉庫を構え、マレーシア国内の物流のみならず、マレーシア発の国際物流を展開し、ＡＳＥＡＮ地区における物流機能の拡大を実現していく。 
　新会社は資本金１０００リンギット（約３万円）、営業開始時には１００万リンギット（約３１００万円）に増資予定。事業内容は物流コンサルティング、物流センター構築運営、国内・国際輸送サービス。