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関ト協 困難をチャンスに

関ト協 困難をチャンスに

事業者大会 4年ぶり群馬で開催

関東1都7県から約340人が参加
 関東トラック協会(浅井隆会長)は20日、群馬県高崎市のGメッセ群馬で「第66回関東トラック協会事業者大会」を開催、約340人が参加した。

 浅井会長は「4年ぶりの開催。関東1都7県のトラック協会員が一堂に会する貴重な場。2024年問題がクローズアップされるように事業を取り巻く経営環境は厳しさを増している。しかし、事業者が一致団結することによって困難を大きなチャンスに変えることができると信じている」と話した。

 前回の山梨県での事業者大会結果と要望活動報告の後、大河原守行群馬県トラック協会青年部会長の「安全・安心な輸送で国民の生活と経済のライフラインを維持する」との大会宣言を採択した。

 記念講演会では小説家の横山秀夫氏が「組織運営の秘訣をトラックから学ぶ」と題して、自身の記者として御巣鷹山飛行機事故の取材から作家への転身に触れ、「人生では矜持は壊されるのが普通。しかし、そのかけらをポケットに入れ生きていきたい」と話した。

 来賓の勝山潔国土交通省関東運輸局長は「物流革新に向けた政策パッケージに基づき物流のあり方を見直していく」、坂本克己全日本トラック協会長は「(トラック業界に)そよ風がふいてきた。この機会を逃したら、もうない」と結束を呼びかけた。

 来年は9月16日千葉県木更津市の開催を予定。

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