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日本3PL協会 第2回経営塾を開催
日本3PL協会 第2回経営塾を開催
中村オカムラ社長、下代ダイフク社長が講演
日本3PL協会は6日、東京・目黒区のホテル雅叙園東京で「第2回3PL経営塾」を開催した。テーマは成長企業から学ぶ、これからのイノベーションとは~業界№1トップが集う勝利の方程式~。
第一部はオカムラの中村雅行社長で講演テーマは「人的資本経営とオフィスのあり方~人も組織も成長する企業になるために」。中村社長はキーワードは「見えない組織の枠を飛び越えろ」として、企業が成長するためにはチームでより良い仕事をする環境を提供することが大事とする。コロナ禍でテレワークが増えたが、これからはワーカーが働き方を選択するように変わってくる。そうした時代の波の先端に乗ることが経営者に求められる。社員が自分が大切にされていると感じるオフィスづくりが、優秀な人材の確保につながると指摘。その際、ポイントとなるのはコミュニケーションの重要性という。
第二部はダイフクの下代博社長で講演テーマは「モノを動かし、心を動かす~お客さまへの提供価値を変革し、持続可能な社会の実現に貢献」。下代社長は1972年度の売上高の72%がボウリングマシンだったが、ブーム終息でゼロになったがその時の収益が本来のマテハンの事業活動を支えたとした。ノウハウや技術を蓄積、ミックスし、新しい産業分野に応用することでイノベーションを継続し大きな試練を乗り越えた。前例にとらわれない柔軟な発想力と既存の枠組みを変革していく実行力で新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献するとした。