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経路充電 有効性を確認

経路充電 有効性を確認

NEC、ENEOS、日本通運 EVトラック普及へ実証

 日本電気、ENEOS、日本通運の3社は、EVトラックの普及拡大に向けた経路充電の実証実験を5日から福岡県内で開始、実験は1カ月間行う。

 EVトラックは、長距離走行に必要な経路充電可能な充電ステーションの場所が限られ、普及への課題となっている。そこで、経路充電の有効性の確認および運用方法の確立を目的に実証実験を行う。

 実験を踏まえ、NECは日本通運の実運行データを活用して開発したシミュレーションロジックを起点とするEV運用支援アプリケーションの価値向上を目指す。ENEOSは、実証を皮切りにEVトラックユーザーの充電ニーズに応じた経路充電ネットワークの拡充を図る。日本通運は、運行データを活用してEVトラックなどの導入を積極的に進めることで、顧客のサプライチェーン全体を通じた環境負荷の少ない物流を提案する。

 ENEOSのDr.Driveセルフ水城店(福岡県太宰府市)急速充電器を用い、対象車両は日本通運福岡支店に導入されているEVトラック1台。

 検証項目は、①EVトラックの長距離輸送における経路充電の有効性②EV運用支援アプリケーションの必要機能および有効性(ルート検索、電気消費量シミュレーション、充電ステーションの検索、ドライバーへのバッテリー切れリスクの通知など)③SSの充電サービス設計要件。
実証実験に使用するEV運用支援アプリ

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