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センコー 住宅部材配送向けに茨城車輌CでEV車導入

センコー 住宅部材配送向けに茨城車輌CでEV車導入

EVトラック
 センコーは4日、積水ハウス向けの住宅部材配送にEV4㌧トラック「eCanter」2台をリースで導入、茨城・古河市の茨城車輛センターにおいて出発式を開いた。運行開始は5日。

 センコーは傘下の東京納品代行がアパレル店舗向けに「eCanter」を採用するが、今回の導入は茨城県並びに住宅部材配送として初となる。

 積水ハウス・関東工場では、住宅部材の工事現場向け1日約400台のトラック運行のほぼすべてをセンコー茨城支店に委託してきた。センコーは、住宅工事現場への輸送で利用頻度が高い平ボディ車を三菱ふそうトラック・バスと共同製作。航続距離は200㌔㍍、三菱ふそうトラック・バスの各営業所でも充電可能とした。

 出発式でセンコーの河野誠司マテリアル物流営業本部長は「これまで物流センター屋上での太陽光発電、荷役機器導入、モーダルシフトなどで環境対策としてきたが、住宅現場への輸送でもCO2削減ニーズが高まったことで、今回のEV車導入に踏み切った」と経緯を説明。

 積水ハウスの東浩和生産調達本部長は「センコーとは長年のお付き合いがあり、センコーHPに記載がある杉本健司社長の『寄り添いながら物流課題を解決する』というお言葉通り、ともに手を取り合い、CO2削減問題を解決していく」と期待を寄せた。
キー授与式

 キーの授与式、テープカットに続き、EVトラックは関東工場に出発した。センコーでは年度内に同タイプのEVトラック2台導入を予定しており、EVトラックの増車を強化していく計画だ。
テープカット

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