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アスクル 車格単位での発注へ
アスクル 車格単位での発注へ
花王・コクヨと共同 平準化実験で成果
アスクルは、花王・コクヨと共同で「発注量平準化」の実証実験を行い、トラック台数削減やトラック積載率の向上(68・0%から69・7%へ、1・7ポイント向上)に成果を得たと発表した。
アスクルは「必要なモノを、必要な時に、その都度発注」していたため、サプライヤーはバラつきのある発注量に合わせて庫内作業を行わなければならず、車両も都度手配するため増台対応の日もあれば空きスペースが多い日も発生し、アスクルも日々変動する入荷量に合わせて受け入れ作業を行う必要があった。
そこで、EC事業者起点のAIを活用した発注量平準化システムをアスクルが開発し、実証実験を昨年5月から今年4月にかけてアスクルの名古屋センターとDCMセンター(東京都江東区)で実施。
サプライヤー2社が使用する輸送車格(4トン車・10トン車)と各車格で輸送できる物量(積載可能才数)を取り込み、1週間分の需要予測・需要変動のデータと突き合わせ、発注方式を「輸送車両の車格単位での発注量」として高積載になる仕組みを確立した。
年間試算結果によると、CO2排出量は5・1トン削減、トラック台数は4トン車158台、10トン車47台削減、トラック積載率(容積)は1・7ポイント向上し、アスクルの庫内作業、2社の出庫・仕分け作業などの効率化も実現した。
これを受け、アスクルはほかのサプライヤーにも実証実験の展開を図っている。
アスクルは「必要なモノを、必要な時に、その都度発注」していたため、サプライヤーはバラつきのある発注量に合わせて庫内作業を行わなければならず、車両も都度手配するため増台対応の日もあれば空きスペースが多い日も発生し、アスクルも日々変動する入荷量に合わせて受け入れ作業を行う必要があった。
そこで、EC事業者起点のAIを活用した発注量平準化システムをアスクルが開発し、実証実験を昨年5月から今年4月にかけてアスクルの名古屋センターとDCMセンター(東京都江東区)で実施。
サプライヤー2社が使用する輸送車格(4トン車・10トン車)と各車格で輸送できる物量(積載可能才数)を取り込み、1週間分の需要予測・需要変動のデータと突き合わせ、発注方式を「輸送車両の車格単位での発注量」として高積載になる仕組みを確立した。
年間試算結果によると、CO2排出量は5・1トン削減、トラック台数は4トン車158台、10トン車47台削減、トラック積載率(容積)は1・7ポイント向上し、アスクルの庫内作業、2社の出庫・仕分け作業などの効率化も実現した。
これを受け、アスクルはほかのサプライヤーにも実証実験の展開を図っている。