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NECとNXHD 複数のフォークを操作

NECとNXHD 複数のフォークを操作

自律遠隔搬送を実現

     遠隔操作イメージ
 日本電気とNIPPON EXPRESSホールディングスは、フォークリフトにアクチュエータ、カメラ、センサなどを後付けすることで、状況に応じた搬送ルートの自動設計や、自律遠隔搬送を実現するソリューションを共同で開発した。
 これまで人が行っていた搬送ルートの設定を、物流倉庫内の映像データをもとにシミュレーションして自動設計することで、ソリューションの導入期間を短縮する。
 自律制御時は、フォークリフトに搭載したカメラやLiDARなどのセンサでセンシングした周辺の状況をもとに、リアルタイムでルートの見直しを行う。NECが開発した「リスクセンシティブ確率制御技術」を活用することで、搬送ルート上の障害物や人などへの衝突リスクを把握、状況に応じてフォークリフトの速度を自動調整する。
 すべてのフォークリフトのカメラ映像やセンサ情報をクラウドに集約し分析・制御することで、複数拠点にある複数台のフォークリフトを倉庫外からも管理・操作できるため、労働力の集約と1人あたりの作業効率向上に貢献する。
 
 

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