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NLJ 幹線輸送の生産性向上
NLJ 幹線輸送の生産性向上
世界初 連結トラックとネロス
NEXT Logistics Japan(NLJ)は7月21日、相模原センター(神奈川県相模原市)で「2024年問題だけではない。日本の物流の抱える緊急課題」と題するプレスセミナーを開催した。
梅村幸生社長は「日本の物流課題5つの驚き NLJが示す物流の未来」の中で、国内の長距離幹線輸送の現状を平均積載率4割で6割が空気を運んでいるとして、生産性の向上が課題とした。解決策として「トラック荷台の使い切り」「1人のドライバーでより多くの荷を運ぶ」「業種業態を超えた荷主が1台のトラックをシェア」「トラックの電動化」を挙げた。
具体的にはNLJが取り組む輸送のシェアリングで、世界初の全高4・1mダブル連結トラック(荷室容積15・大型トラック2・5台分)と、世界初の自動割り付け×積付システム「NeLOSS(ネロス)」で量子コンピューターの活用で約2時間かかっていた作業が40秒に削減できる。
2019年12月の事業開始以来3年で、関東~大阪間(中部でドライバー交替)に9台18便、18人のドライバーが日帰り運行。積載率は60%、省人化率43%、CO2低減26%。ドライバー年収は業界平均463万円の倍近い600~800万円を実現している。