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第11回物流センサス(下) 平均ロット0・83トン
第11回物流センサス(下) 平均ロット0・83トン
20年前の半分以下に低下
出荷1件当たりの貨物量(流動ロット)は0・1トン未満の貨物の占める割合が継続して拡大している。
2021年の平均流動ロットは0・83トンとなり、前回調査(2015年)よりも0・15トン減少。2000年(1・73トン)の半分以下となった。
件数ベースでみると、0・1トン未満の貨物が全体の82・2%を占め、前回調査(79・2%)より割合は増加している。一方、5トン以上は2・8%で、前回(3・1%)を0・3ポイント下回った(グラフ参照)。
平均流動ロットを代表輸送機関ごとにみると、その他船舶(タンカーや石炭運搬船など)や鉄道車扱を除き、多い順にトレーラ(7・65トン)、コンテナ船(8・58トン)、鉄道コンテナ(4・10トン)、RORO船(3・79トン)、貸切トラック(2・17トン)、自家用トラック(0・80トン)、フェリー(0・58トン)、混載トラック(宅配便含む、0・04トン)、航空(0・01トン)。どの輸送機関も意外とロットが小さいのがわかる。
主な品類の平均流動ロットは、農水産品が0・39トン、林産品が0・61トン、鉱産品が23・03トン、金属機械工業品が0・70トン、化学工業品が1・16トン、軽工業品が0・57トン、雑工業品が0・16トン、特殊品(産廃など排出物、志肥料、容器、取り合せ品など)が2・07トン。
鉱産品と特殊品を除く品類で0・1トン未満の貨物が70%を占めており、特に雑工業品は9割を占める。過去の推移からみると、鉱産品、軽工業品、特殊品を除く品類で0・1トン未満の割合が拡大する傾向にあり、特に林産品で高まっている。
流動ロット構成比の推移
2021年の平均流動ロットは0・83トンとなり、前回調査(2015年)よりも0・15トン減少。2000年(1・73トン)の半分以下となった。
件数ベースでみると、0・1トン未満の貨物が全体の82・2%を占め、前回調査(79・2%)より割合は増加している。一方、5トン以上は2・8%で、前回(3・1%)を0・3ポイント下回った(グラフ参照)。
平均流動ロットを代表輸送機関ごとにみると、その他船舶(タンカーや石炭運搬船など)や鉄道車扱を除き、多い順にトレーラ(7・65トン)、コンテナ船(8・58トン)、鉄道コンテナ(4・10トン)、RORO船(3・79トン)、貸切トラック(2・17トン)、自家用トラック(0・80トン)、フェリー(0・58トン)、混載トラック(宅配便含む、0・04トン)、航空(0・01トン)。どの輸送機関も意外とロットが小さいのがわかる。
主な品類の平均流動ロットは、農水産品が0・39トン、林産品が0・61トン、鉱産品が23・03トン、金属機械工業品が0・70トン、化学工業品が1・16トン、軽工業品が0・57トン、雑工業品が0・16トン、特殊品(産廃など排出物、志肥料、容器、取り合せ品など)が2・07トン。
鉱産品と特殊品を除く品類で0・1トン未満の貨物が70%を占めており、特に雑工業品は9割を占める。過去の推移からみると、鉱産品、軽工業品、特殊品を除く品類で0・1トン未満の割合が拡大する傾向にあり、特に林産品で高まっている。
流動ロット構成比の推移